書籍

老後破綻

¥864 岩崎博充著、廣済堂新書刊行、2011/9/1発売

老後破綻

 資産運用に関する書籍は多く出版されているが、老後の破綻問題を警告した書籍は一冊もない。現在の高齢者は例外もあるが、その多くは裕福である。核家族化はしているものの預金や貯金といった「蓄え」がたっぷりあり、年金が2ヶ月に一度きちんと自分の口座に入金されてくる。豊かな老後を約束されている高齢者は非常に多い。しかし、考えてみていただきたい。その預貯金や公的年金の価値が大きく下落して、役に立たなくなってしまったらどうなるのか。実は、老後破綻のリスクは、社会全体にとっても極めて重大な影響を与える。無一文になった親の面倒を見なければならなくなる子供の急増が社会現象になる日が近いかもしれない。本書は、そんな老後破綻のリスクを検証した一冊である。